基本情報技術者試験 / システム戦略/EA/投資評価

【基本情報技術者試験】システムのライフサイクル全体で発生する費用の総額を表す概念であるTCO(Total Cost of Ownership)…

問題 17 / 30(AIが出題範囲に沿って作成した演習問題。過去問ではありません)

システムのライフサイクル全体で発生する費用の総額を表す概念であるTCO(Total Cost of Ownership)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. TCOにおいて、障害対応や問い合わせ対応にかかる人件費などの間接費用は除外して計算する。
  2. クラウドサービスの利用は資産計上が不要であるため、TCOの概念そのものが適用されない。
  3. TCOの削減には、全社員に最新仕様の高性能端末を毎年配備することが最も効果的である。
  4. TCOにはハードウェアやソフトウェアの初期導入費用のみが含まれ、運用・保守の費用は含まれない。
  5. 導入後の運用管理費、教育訓練費、ユーザのサポート対応費用などの隠れたコストも考慮される。
正解と解説を見る

正解: 導入後の運用管理費、教育訓練費、ユーザのサポート対応費用などの隠れたコストも考慮される。

TCO(Total Cost of Ownership:総所有費用)は、情報システムの導入から廃棄に至るライフサイクル全体で発生する直接・間接のすべての費用を合算したものです。正解は「導入後の運用管理費、教育訓練費、ユーザのサポート対応費用などの隠れたコストも考慮される。」です。TCOでは初期導入費用だけでなく、エンドユーザ支援や保守・管理などの見えにくい運用コストを含めて評価します。「TCOにはハードウェアやソフトウェアの初期導入費用のみが含まれ、運用・保守の費用は含まれない。」は運用コストを無視しており誤りです。「TCOの削減には、全社員に最新仕様の高性能端末を毎年配備することが最も効果的である。」は過剰な初期投資となりTCO増大につながるため不適切です。「TCOにおいて、障害対応や問い合わせ対応にかかる人件費などの間接費用は除外して計算する。」は間接費用も含めるのがTCOの考え方であるため誤りです。「クラウドサービスの利用は資産計上が不要であるため、TCOの概念そのものが適用されない。」はクラウド移行時も月額費用や移行費などのライフサイクル費用を比較評価するため誤りです。

基本情報技術者試験の重要用語

ホワイトボックステスト
プログラムの内部構造や制御の導線に着目し、ソースコードが設計通りに動作するかを確認するテスト手法です。条件分岐やループ処理などが正しく網羅されているかを検証します。主な網羅性の指標として、命令網羅や判定条件網羅などがあります。内部のロジックを詳細に追うため、主に開発者自身が行う単体テストの段階で実施されます。
システム監査
情報システムのリスクに対するコントロールが適切に整備・運用されているかを、独立した第三者が客観的に点検・評価することです。組織の目標達成に寄与し、不備があれば改善勧告を行います。試験では、監査人の「独立性」や「客観性」が重要視され、監査計画の策定から報告、フォローアップまでの一連の流れが頻出します。
OSI参照モデル
国際標準化機構(ISO)によって策定された、ネットワーク通信の機能を7つの階層に分割してモデル化したものです。物理層からアプリケーション層まで、各層が特定の役割を担うことで、異なるメーカーの機器間でも通信が可能になります。試験では、各階層の名称と役割、および代表的なプロトコルの対応関係を把握しておくことが非常に重要です。
ウォーターフォールモデル
開発工程を要件定義、設計、開発、テストといった順序で分割し、前の工程が完了してから次の工程へ進む開発手法です。進捗管理が容易で品質を確保しやすい一方、工程の差し戻しが発生すると多大なコストがかかる特徴があります。要件が明確な大規模プロジェクトに向いており、基本情報技術者試験では最も基本的な開発モデルとして頻出します。

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