システムのライフサイクル全体で発生する費用の総額を表す概念であるTCO(Total Cost of Ownership)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- TCOにおいて、障害対応や問い合わせ対応にかかる人件費などの間接費用は除外して計算する。
- クラウドサービスの利用は資産計上が不要であるため、TCOの概念そのものが適用されない。
- TCOの削減には、全社員に最新仕様の高性能端末を毎年配備することが最も効果的である。
- TCOにはハードウェアやソフトウェアの初期導入費用のみが含まれ、運用・保守の費用は含まれない。
- 導入後の運用管理費、教育訓練費、ユーザのサポート対応費用などの隠れたコストも考慮される。
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正解: 導入後の運用管理費、教育訓練費、ユーザのサポート対応費用などの隠れたコストも考慮される。
TCO(Total Cost of Ownership:総所有費用)は、情報システムの導入から廃棄に至るライフサイクル全体で発生する直接・間接のすべての費用を合算したものです。正解は「導入後の運用管理費、教育訓練費、ユーザのサポート対応費用などの隠れたコストも考慮される。」です。TCOでは初期導入費用だけでなく、エンドユーザ支援や保守・管理などの見えにくい運用コストを含めて評価します。「TCOにはハードウェアやソフトウェアの初期導入費用のみが含まれ、運用・保守の費用は含まれない。」は運用コストを無視しており誤りです。「TCOの削減には、全社員に最新仕様の高性能端末を毎年配備することが最も効果的である。」は過剰な初期投資となりTCO増大につながるため不適切です。「TCOにおいて、障害対応や問い合わせ対応にかかる人件費などの間接費用は除外して計算する。」は間接費用も含めるのがTCOの考え方であるため誤りです。「クラウドサービスの利用は資産計上が不要であるため、TCOの概念そのものが適用されない。」はクラウド移行時も月額費用や移行費などのライフサイクル費用を比較評価するため誤りです。