- ホワイトボックステスト
- プログラムの内部構造や制御の導線に着目し、ソースコードが設計通りに動作するかを確認するテスト手法です。条件分岐やループ処理などが正しく網羅されているかを検証します。主な網羅性の指標として、命令網羅や判定条件網羅などがあります。内部のロジックを詳細に追うため、主に開発者自身が行う単体テストの段階で実施されます。
- システム監査
- 情報システムのリスクに対するコントロールが適切に整備・運用されているかを、独立した第三者が客観的に点検・評価することです。組織の目標達成に寄与し、不備があれば改善勧告を行います。試験では、監査人の「独立性」や「客観性」が重要視され、監査計画の策定から報告、フォローアップまでの一連の流れが頻出します。
- OSI参照モデル
- 国際標準化機構(ISO)によって策定された、ネットワーク通信の機能を7つの階層に分割してモデル化したものです。物理層からアプリケーション層まで、各層が特定の役割を担うことで、異なるメーカーの機器間でも通信が可能になります。試験では、各階層の名称と役割、および代表的なプロトコルの対応関係を把握しておくことが非常に重要です。
- ウォーターフォールモデル
- 開発工程を要件定義、設計、開発、テストといった順序で分割し、前の工程が完了してから次の工程へ進む開発手法です。進捗管理が容易で品質を確保しやすい一方、工程の差し戻しが発生すると多大なコストがかかる特徴があります。要件が明確な大規模プロジェクトに向いており、基本情報技術者試験では最も基本的な開発モデルとして頻出します。
- O記法(オーダー記法)
- アルゴリズムの効率性を表す指標で、入力データの大きさnに対して計算時間がどの程度の割合で増加するかを示す。例えば、O(n)は入力に比例し、O(n^2)は入力の2乗に比例して時間が増えることを意味する。最悪の場合の計算量を見積もる際によく使われ、定数倍や低次の項を無視して主要な増加要因のみに着目して評価する。
- 仮想化
- 1台の物理的なコンピュータ上で、CPUやメモリなどのリソースを論理的に分割し、複数の仮想的なコンピュータを動作させる技術です。物理サーバーの台数を削減してコストを抑えたり、リソースの利用効率を高めたりすることができます。基本情報技術者試験では、サーバー仮想化やデスクトップ仮想化のメリットと仕組みが頻繁に問われます。
- プロセス
- OSからメモリやCPUなどの実行リソースを割り当てられた、実行中のプログラムの単位です。各プロセスは独立したメモリ空間を持つため、一つのプロセスが異常終了しても他のプロセスに影響を与えにくい仕組みになっています。試験では、プロセスの状態(実行、実行可能、待ち)がどのように遷移するかという点や、優先度順のスケジューリング方式がよく問われます。
- 二要素認証
- 知識(パスワード)、所持(スマホ)、生体(指紋)のうち、異なる2つの要素を組み合わせて本人確認を行う手法です。単一の要素(パスワードのみ)に頼るよりもセキュリティ強度が格段に高まり、万が一パスワードが流出した場合でも、物理的なデバイスや生体情報がなければ不正アクセスを許さないため、安全性が大幅に向上します。