出題範囲(22分野)
- ネットワークセキュリティ85問
- スイッチング/ルーティング84問
- ネットワーク設計・可用性85問
- プロトコル/OSI/TCP-IP78問
- 運用/監視/トラブルシューティング85問
- ネットワーク基礎理論85問
- 午後I/II: 障害解析/性能評価/最適化85問
- 午前II: トランスポート/アプリケーション82問
- 午前II: セキュリティ/監視/運用84問
- 午後I/II: 提案/見積/コンサルティング85問
- 午前II: 伝送/アクセス/無線84問
- 午前II: ネットワークアーキテクチャ/要件定義85問
- 午前II: ルーティング/スイッチング85問
- 午後I/II: 設計/要件適合性評価85問
- 無線LAN(802.11/WPA3/設計・運用)85問
- L2/L3設計(VLAN/STP/OSPF/BGP)82問
- IPv6/マルチキャスト/モビリティ85問
- DC/仮想化/SDN/NFV/クラウド接続85問
- QoS/トラフィックエンジニアリング85問
- 監視/可観測性(SNMP/NetFlow/Telemetry)85問
- ネットワークセキュリティ(ACL/IPsec/TLS/WAF)85問
- 高可用性(HSRP/VRRP/GLBP)/LB85問
ネットワークスペシャリスト試験の例題(6問・解説つき)
スキルサートのAIが出題範囲に沿って作成した演習問題です(過去問ではありません)。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。
例題1ネットワークセキュリティ
Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からシステムを保護するWAF(Web Application Firewall)の機能において、防御が最も困難な攻撃はどれか。
- ディレクトリトラバーサル
- SQLインジェクション
- クロスサイトスクリプティング
- OSコマンドインジェクション
- ブルートフォース攻撃によるOSへの不正ログイン
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正解: ブルートフォース攻撃によるOSへの不正ログイン
WAFは主にOSI参照モデルのアプリケーション層(第7層)における通信を解析し、HTTP/HTTPSプロトコル上の脆弱性を悪用する攻撃を検知・遮断するものです。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどはWAFの得意とする防御範囲ですが、OSへの直接的なリモートログイン(SSHやRDPなど)を試みるブルートフォース攻撃は、Webアプリケーションを通じた攻撃ではないため、通常WAFで防ぐことは困難です。正解は「ブルートフォース攻撃によるOSへの不正ログイン」です。
例題2スイッチング/ルーティング
OSPFのエリア構成に関する説明のうち、適切なものはどれか。
- すべての非バックボーンエリアは、バックボーンエリアと物理的または仮想的に接続されている必要がある。
- スタブエリアは、外部ルーティング情報(LSAタイプ5)を受け入れるが、サマリルートのみを生成する。
- バックボーンエリアのエリアIDは、任意の32ビット値であり、管理者が自由に割り当てることができる。
- バーチャルリンクは、二つのスタブエリアを直接接続するために使用される。
- エリア境界ルータ(ABR)は、単一のエリアにのみ所属し、他のエリアとの通信は行わない。
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正解: すべての非バックボーンエリアは、バックボーンエリアと物理的または仮想的に接続されている必要がある。
正解は『すべての非バックボーンエリアは、バックボーンエリアと物理的または仮想的に接続されている必要がある。』です。OSPF(Open Shortest Path First)のマルチエリア構成では、すべてのエリアはエリア0(バックボーンエリア)に論理的に接続されている必要があります。物理的に接続できない場合には、別のエリアを経由して仮想的に接続するバーチャルリンク(仮想リンク)を使用します。バックボーンエリアのIDは必ず0.0.0.0となります。スタブエリアは外部LSAを遮断するエリアであり、構造上バーチャルリンクを通過させることはできません。
例題3ネットワーク設計・可用性
システムの可用性設計において、稼働率が 0.9 の機器 2 台を並列に接続した冗長構成を、さらに稼働率 0.9 の機器 1 台と直列に接続したシステム全体の稼働率として、適切なものはどれか。
- 0.981
- 0.991
- 0.999
- 0.729
- 0.891
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正解: 0.891
正解は「0.891」です。計算式は次の通りです。まず、並列に接続された 2 台の機器の稼働率は、1 - (1 - 0.9) × (1 - 0.9) = 1 - 0.01 = 0.99 となります。この並列部分と、直列に接続されたもう 1 台の機器(稼働率 0.9)を合わせたシステム全体の稼働率は、0.99 × 0.9 = 0.891 となります。可用性計算では、並列接続は「少なくとも一方が動いている確率」、直列接続は「両方が動いている確率」を求めることが基本となります。
例題4プロトコル/OSI/TCP-IP
OSI基本参照モデルにおいて、データの転送制御、エラー検出、及びフロー制御を行い、エンドツーエンドの通信を確立する役割を担う階層はどれか。
- データリンク層
- 物理層
- トランスポート層
- ネットワーク層
- セッション層
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正解: トランスポート層
OSI基本参照モデルにおいて、トランスポート層は第4層に位置し、エンドツーエンドの通信における信頼性の確保やエラー制御、フロー制御、再送制御などを行います。この層の代表的なプロトコルにはTCPやUDPがあり、ポート番号を用いることで上位のアプリケーションプロセスを識別します。データの転送品質を保証し、透過的なデータ転送を可能にする役割を担う記述として適切です。正解は「トランスポート層」です。
例題5運用/監視/トラブルシューティング
SNMPv3において、メッセージの改ざん検知(認証)と暗号化(プライバシー)の両方を提供し、最も高いセキュリティレベルを実現する設定はどれか。
- ReadOnlyPriv
- authNoPriv
- noAuthNoPriv
- Community-based SNMP
- authPriv
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正解: authPriv
正解は「authPriv」です。SNMPv3では3つのセキュリティレベルが定義されています。noAuthNoPrivは認証も暗号化も行わず、authNoPrivは認証(HMACなど)は行いますが暗号化は行いません。authPrivは、MD5やSHAを用いたメッセージの認証と、DESやAESを用いたペイロードの暗号化の両方を実行します。SNMPv1やv2cではコミュニティ名による簡易的な認証しか行われず、パケットが平文で流れるため、運用管理にはSNMPv3のauthPrivレベルを使用することが推奨されます。
例題6ネットワーク基礎理論
シャノン(Shannon)の通信路容量の公式に関する記述として、適切なものはどれか。
- ノイズがない理想的な通信路($N=0$)において、通信路容量は帯域幅 $W$ の値に収束する。
- 帯域幅を固定したまま通信路容量を増やすためには、量子化ビット数を減らす必要がある。
- 通信路容量 $C$ は、帯域幅 $W$、信号電力 $S$、ノイズ電力 $N$ を用いて $C = W \log_2(1 + S/N)$ と表される。
- S/N比が一定であれば、通信路容量は帯域幅の 2 乗に比例して増大する。
- 通信路容量は、帯域幅を広げるよりも信号電力を高める方が効率的に増大する性質を持つ。
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正解: 通信路容量 $C$ は、帯域幅 $W$、信号電力 $S$、ノイズ電力 $N$ を用いて $C = W \log_2(1 + S/N)$ と表される。
正解は「通信路容量 $C$ は、帯域幅 $W$、信号電力 $S$、ノイズ電力 $N$ を用いて $C = W \log_2(1 + S/N)$ と表される。」です。これはシャノン=ハートレーの定理と呼ばれ、白色ガウスノイズが存在する通信路における理論的な最大伝送速度を定義しています。通信路容量は帯域幅 $W$ に比例し、S/N比(信号対雑音比)の対数に比例します。この理論は、ネットワークの物理層における設計限界を知る上で極めて重要な基礎理論となっています。
ネットワークスペシャリスト試験の重要用語
- IDS/IPS
- ネットワークやホストへの不正な侵入を検知・防御するシステムです。IDSは侵入を検知して管理者に通知を行い、IPSは検知に加えて通信の遮断までをリアルタイムで自動実施します。シグネチャ型(既知のパターンとの照合)とアノマリ型(通常時と異なる振る舞いの検知)の2つの方式があり、多層防御において外部攻撃や内部不正を阻止するために不可欠な技術です。
- VLAN
- 物理的な接続形態に依存せず、ネットワークスイッチ内で仮想的にグループを分割する技術。同一スイッチ内でも、異なるVLAN間の通信にはルータやL3スイッチを介する必要がある。ブロードキャストドメインを制限することで、セキュリティ向上やトラフィックの最適化が可能になる。試験ではタグVLAN(IEEE 802.1Q)の仕組みが頻出する。
- VRRP
- 同一サブネット内の複数のルータを仮想的に1台のルータとして扱うためのプロトコル。マスタールータに障害が発生した際、バックアップルータが即座に処理を引き継ぐことで、デフォルトゲートウェイの冗長性を確保する。仮想IPアドレスと仮想MACアドレスを共有して動作し、クライアント側の設定変更なしで経路の切り替えが可能であるため、ネットワークの可用性向上に不可欠な技術である。
- OSI参照モデル
- 国際標準化機構(ISO)によって策定された、通信機能を7つの階層に分けて定義した標準モデルです。物理層からアプリケーション層までの各層が特定の役割を担うことで、異なるメーカーの機器間でも円滑な通信を可能にします。試験では、各層の役割や、スイッチやルータなどのネットワーク機器がどの層に対応するかを把握することが不可欠です。
- SNMP
- ネットワーク機器の状態監視や設定を行うためのプロトコルです。マネージャがエージェントに情報を要求し、応答を受け取ることでCPU使用率やトラフィック量を収集します。UDP 161番ポートを使用します。試験では、バージョンごとのセキュリティ機能(特にv3での認証・暗号化)や、コミュニティ名の役割、管理情報の取得方法が頻出ポイントとなります。
- OSI参照モデル
- 国際標準化機構(ISO)によって策定された、通信機能を7つの階層に分割して定義したモデルです。物理層からアプリケーション層まで各層の役割を明確にすることで、異なるメーカーの機器間での通信を可能にします。試験では各層が担当するプロトコルやデータの単位(PDU)を正確に把握することが重要です。
- MTTR (Mean Time To Repair)
- 平均修復時間のこと。システムに障害が発生した際、その修理や復旧にかかる時間の平均値。この値が小さいほど保守性が高く、障害からの復旧が迅速であることを示す。ネットワークの可用性を高めるためには、予備機の準備や保守体制の整備を通じてMTTRを短縮することが重要であり、午後試験では可用性向上の施策として頻繁に登場する。
- TCP (Transmission Control Protocol)
- トランスポート層で動作するコネクション型のプロトコルです。3ウェイハンドシェイクによって通信路を確立し、シーケンス番号を用いた順序制御や再送制御を行うことで、データの信頼性を保証します。Web(HTTP)やメール(SMTP)など、データの欠落が許されない通信で広く利用されます。輻輳制御やフロー制御機能も備えており、ネットワークの状況に応じたデータ転送を実現します。
よくある質問
- ネットワークスペシャリスト試験の問題はスキルサートで何問解けますか?
- 全1,854問・22分野の問題を用意しています。問題は出題範囲に沿って随時追加しています。
- 無料で使えますか?
- 無料プランで週10回の演習(1回10問)と、毎日の「今日の1問」を利用できます。解説を読み、わからない点はAIに質問できます。
- ここの問題は過去問ですか?
- 過去問ではありません。出題範囲に沿ってAIが作成した演習問題です。すべて解説つきで、間違えた問題は繰り返し解けます。
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