自律システム(AS)の内部で運用されるIGP(Interior Gateway Protocol)に関する記述のうち、リンクステート型ルーティングプロトコルであるOSPFの特徴として適切なものはどれか。
- ダイクストラ法を用いて最短経路ツリーを計算し、ネットワークをエリア単位で階層化して管理できる。
- ブロードキャスト通信だけを利用して経路情報を交換し、マルチキャスト通信はサポートしていない。
- メトリックとしてホップ数のみを使用し、最大ホップ数が15に制限されている。
- Bellman-Fordアルゴリズムを用いて、一定周期ごとにルーティングテーブル全体を隣接ルータに送信する。
- 自律システム(AS)相互間を接続するためのEGPとしてインターネット全体で広く利用されている。
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正解: ダイクストラ法を用いて最短経路ツリーを計算し、ネットワークをエリア単位で階層化して管理できる。
正解は「ダイクストラ法を用いて最短経路ツリーを計算し、ネットワークをエリア単位で階層化して管理できる。」です。OSPFはリンクステート型プロトコルで、各ルータがLSDB(リンクステートデータベース)を同期し、ダイクストラ法によって最短経路を導出します。またバックボーンエリアを中心とした階層型設計が可能です。「メトリックとしてホップ数のみを使用し、最大ホップ数が15に制限されている。」はディスタンスベクタ型のRIPの特徴です。「Bellman-Fordアルゴリズムを用いて、一定周期ごとにルーティングテーブル全体を隣接ルータに送信する。」もRIPの特徴です。「自律システム(AS)相互間を接続するためのEGPとしてインターネット全体で広く利用されている。」はBGPの説明です。「ブロードキャスト通信だけを利用して経路情報を交換し、マルチキャスト通信はサポートしていない。」は誤りで、OSPFはマルチキャストアドレス(224.0.0.5等)を使用して更新情報を交換します。