電気・無線 / 工事担任者

工事担任者(AI・DD総合種)の例題・出題範囲・重要用語

電気通信技術の基礎/端末接続のための技術・理論/端末接続に関する法規

出題範囲

  • 端末接続に関する法規
  • 端末接続のための技術及び理論
  • 電気通信技術の基礎

例題に挑戦

スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。

例題1

電気通信事業法における「端末設備」の定義として、次のうち正しいものはどれか。

  1. 電気通信事業者が通信の提供のために直接設置し、管理する交換設備をいう。
  2. 電気通信回線設備のうち、末端の配線設備とそれに接続されるすべての装置をいう。
  3. 電気通信回線設備の一端に接続される電気通信設備であって、一の部分を構成するものをいう。
  4. 利用者が使用する電話機、ファクシミリ、パソコンなどの情報端末のみをいう。
  5. 電気通信事業者から提供される回線終端装置より内側に設置されるすべての設備をいう。
解答と解説を見る

正解: 電気通信回線設備の一端に接続される電気通信設備であって、一の部分を構成するものをいう。

正解は「電気通信回線設備の一端に接続される電気通信設備であって、一の部分を構成するものをいう。」です。これは電気通信事業法第2条第4号に規定されている「端末設備」の定義そのものです。端末設備とは、利用者が電気通信事業者の提供するサービスを利用するために、回線の終端に接続する機器(電話機、ルーター、PBXなど)を指します。この定義は工事担任者の試験において極めて重要かつ基礎的な知識であり、事業者の設備と利用者の設備の境界を理解する上での出発点となります。

例題2

電気通信事業法第52条に基づき、電気通信事業者が利用者から端末設備の接続請求を受けた際、接続を拒むことができる正当な理由として「誤っている」ものはどれか。

  1. その接続により、電気通信回線設備を損傷し、又はその機能に障害を与えるおそれがあるとき。
  2. 端末設備が、総務省令で定める技術基準に適合しないとき。
  3. 電気通信回線設備に過大な負担をかけ、その通信の秘密を侵すおそれがあるとき。
  4. その接続により、他の利用者に迷惑を及ぼし、又は電気通信の提供に支障を与えるとき。
  5. 利用者が、当該電気通信事業者との契約において過去に料金を滞納したことがあるとき。
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正解: 利用者が、当該電気通信事業者との契約において過去に料金を滞納したことがあるとき。

正解は「利用者が、当該電気通信事業者との契約において過去に料金を滞納したことがあるとき。」です。電気通信事業法第52条および施行規則では、接続を拒める正当な理由を「技術基準への不適合」「設備の損傷・機能障害のおそれ」「他者への迷惑・支障」の3点に限定しています。過去の料金滞納は、契約の解除事由や新規契約の拒絶理由になる可能性はありますが、接続請求そのものを拒むことができる物理的・技術的な正当理由としては法的に明記されていません。

重要用語

OSI参照モデル
コンピュータネットワークの機能を7つの階層に分割して定義した標準モデルです。各階層が特定の役割を持ち、異なるメーカーの機器間での通信を可能にします。工事担任者試験では、各レイヤ(物理層からアプリケーション層まで)の役割や、ハブやルータといった各通信機器がどの層で動作するかを正しく理解することが非常に重要です。
TCP/IP
インターネットを含む現在のネットワーク通信で最も広く利用されている通信プロトコルの体系です。信頼性の高いデータ転送を行うTCPと、宛先へのルーティングを行うIPを核としています。OSI参照モデルとは異なる4つの階層(ネットワークインターフェース層、インターネット層、トランスポート層、アプリケーション層)で構成されている点が特徴です。
MACアドレス
ネットワーク機器のネットワークインターフェース(NIC)に割り当てられた、世界で唯一の固有識別番号です。48ビット(6バイト)の数値で構成され、データリンク層(レイヤ2)での通信に使用されます。物理的な機器の識別に使用され、スイッチングハブが特定のポートにデータを振り分ける際などに重要な役割を果たします。
IPアドレス
ネットワーク上のコンピュータや通信機器を識別するために割り当てられる論理的な番号です。現在は32ビットのIPv4と128ビットのIPv6が併用されています。ネットワーク層(レイヤ3)で動作し、インターネット上でのデータの配送先を指定するために不可欠です。試験では、サブネットマスクを用いたネットワークの分割計算も頻出します。
CSMA/CD
有線LAN(イーサネット)で採用されていた、通信路を複数の機器で共有する際に衝突を制御する方式です。キャリア検知で通信路の空きを確認し、データの衝突が発生した場合はランダムな時間待機して再送します。現在は全二重通信が主流となり、物理的に衝突が発生しない構成が増えていますが、ネットワーク通信の基礎理論として出題されます。
レイヤ2スイッチ
データリンク層(第2層)で動作するネットワーク中継機器で、スイッチングハブとも呼ばれます。MACアドレス学習機能により、届いたデータの宛先MACアドレスを確認し、必要なポートのみにデータを転送します。これにより、全てのポートにデータを流すリピータハブに比べて、ネットワーク全体の通信効率を大幅に高めることができます。
NAT/NAPT
プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互に変換する技術です。NATは1対1の変換ですが、NAPT(IPマスカレード)はポート番号も利用することで、一つのグローバルIPアドレスを複数の機器で共有できます。IPアドレスの枯渇対策や内部ネットワークの隠蔽によるセキュリティ向上を目的として、ルータ等で広く利用されます。
無線LAN(IEEE 802.11)
電波を利用して無線でデータ送受信を行う通信方式の標準規格群です。衝突を回避するCSMA/CA方式を採用しています。2.4GHz帯や5GHz帯を使用し、11acや11ax(Wi-Fi 6)などの高速な規格が普及しています。試験では、WEPやWPA2/WPA3といったセキュリティ規格の違いや、各規格の伝送速度、周波数帯の特徴が問われます。

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