IT・情報処理 / シスコ技術者認定

CCNP Enterprise Core (ENCOR 350-401)の例題・出題範囲・重要用語

Architecture / Virtualization / Infrastructure / Network Assurance / Security / Automation

出題範囲

  • Automation
  • Network Assurance
  • Security
  • Infrastructure
  • Virtualization
  • Architecture

例題に挑戦

スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。

例題1

Cisco TrustSecアーキテクチャにおいて、パケットがネットワークに侵入する際(Ingress)に割り当てられ、ロールベースのアクセス制御を可能にする16ビットの識別子はどれですか。

  1. SXP
  2. VLAN ID
  3. SGT
  4. DSCP
  5. VXLAN VNI
解答と解説を見る

正解: SGT

Cisco TrustSec環境では、パケットがネットワークに侵入する際、送信元の役割や属性に基づいてSecurity Group Tag (SGT) と呼ばれる16ビットの識別子が割り当てられます。このタグはパケットのレイヤ2フレームまたはレイヤ3ヘッダーに埋め込まれ、ネットワーク全体で一貫したポリシー(SGACLなど)を適用するために使用されます。IPアドレスに依存しないため、ネットワーク構成の変更に対して柔軟なセキュリティ管理が可能になります。正解は「SGT」です。SXPはSGT情報を伝送するためのプロトコルであり、タグそのものではありません。

例題2

Cisco ISEにおけるRADIUS Change of Authorization (CoA) 機能に関する記述のうち、誤っているものはどれですか。

  1. RFC 5176で定義されており、認証済みのセッションに対して動的な属性変更を可能にする。
  2. ISEは、接続されているすべてのネットワークデバイスに対してCoAタイプをデフォルトで自動判別する。
  3. ネットワークデバイス側で、ISEからのCoAリクエストを受信するために適切なUDPポートのリスニング設定が必要である。
  4. CoAリコネクトは、エンドポイントに認証のやり直しを強制するためにセッションを一度切断する。
  5. CoAプッシュは、既存のセッションに対して新しいアクセス制御ポリシーを即座に適用するために使用される。
解答と解説を見る

正解: ISEは、接続されているすべてのネットワークデバイスに対してCoAタイプをデフォルトで自動判別する。

Cisco ISEがネットワークアクセスデバイス (NAD) に対してCoAを発行する場合、ISE側で設定された「ネットワークデバイスプロファイル」に基づいて適切なCoAタイプが選択されます。すべてのデバイスに対して無条件に自動判別が行われるわけではなく、ベンダーや機種固有の動作を定義したプロファイル設定が重要となります。正解は「ISEは、接続されているすべてのネットワークデバイスに対してCoAタイプをデフォルトで自動判別する。」です。その他の選択肢、特に再認証のためのリコネクトやポリシー適用のためのプッシュなどは、RFC 5176に基づいた正しいCoAの動作です。

重要用語

REST API
Web技術を用いてシステム間で情報をやり取りするための規約です。HTTPプロトコルのメソッド(GET, POST, PUT, DELETE)を使用してネットワーク機器の設定取得や変更を行います。CCNPでは、Cisco DNA Centerなどのコントローラへのアクセス手段として重要であり、ステートレスでスケーラビリティに優れている点が特徴です。
JSON
データを記述するための軽量なテキストフォーマットです。人間にとって読みやすく、コンピュータでの解析も容易なため、REST APIのデータ交換形式として広く採用されています。名前と値のペアで構成され、階層構造を持つことができます。ネットワーク自動化において、機器の設定情報や状態をやり取りする際の標準的な形式となっています。
Python
可読性が高く、汎用性に優れたプログラミング言語です。ネットワーク自動化において最も一般的に使用される言語であり、NetmikoやRequestsなどの豊富なライブラリを利用することで、ネットワーク機器の操作やAPI連携を効率的に行うことができます。試験では基本的な文法や、自動化スクリプト内での役割が頻繁に問われます。
Ansible
エージェントレスで動作するオープンソースの構成管理ツールです。YAML形式の「Playbook」に設定内容を記述することで、複数のネットワーク機器に対して一括で設定変更や確認作業を行うことができます。SSHを利用して機器に接続するため、特別なソフトウェアを各機器に導入する必要がなく、自動化の導入ハードルが低いのが特徴です。
YANG
ネットワーク機器のデータ構造を定義するためのデータモデリング言語です。NETCONFやRESTCONFといった通信プロトコルと組み合わせて使用され、機器の設定や状態情報をベンダーに依存しない標準的な形式でモデル化します。これにより、異なるメーカーの機器が混在する環境でも、一貫性のある自動化を実現することが可能になります。
NETCONF
XMLベースのメッセージを使用して、ネットワーク機器の設定管理を行うためのプロトコルです。SSH上で動作し、トランザクション機能(設定のコミットやロールバック)をサポートしているため、安全かつ確実な設定変更が可能です。従来のSNMPに代わる、プログラムによる管理に適した標準プロトコルとして自動化の分野で重視されています。
RESTCONF
HTTPプロトコルを利用して、YANGで定義されたデータモデルにアクセスするためのREST形式のプロトコルです。NETCONFの機能をHTTPベースで実現したもので、軽量なJSONやXMLを使用して通信を行います。Web開発の技術をネットワーク管理に応用しやすく、REST APIの利便性とYANGによる厳密なモデル管理を両立させています。
Cisco DNA Center
シスコが提供する、インテントベースドネットワーキング(IBN)を実現するための集中管理コントローラです。GUIやAPIを通じて、ネットワーク全体の設定、監視、トラブルシューティングを一元的に行います。自動化機能により、管理者の意図(インテント)をポリシーとして定義するだけで、各機器へ適切な設定を自動適用できます。

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