IT・情報処理 / Google 認定

Professional Cloud Architectの例題・出題範囲・重要用語

Design/plan, manage/provision, security/compliance, analysis/optimization, implementation, reliability

出題範囲

  • Manage implementation
  • Design for security and compliance
  • Analyze and optimize technical and business processes
  • Design and plan a cloud solution architecture
  • Manage and provision a cloud solution infrastructure
  • Ensure solution and operations excellence
  • 1.1 Designing a cloud solution infrastructure that meets business requirements
  • 1.2 Designing a cloud solution infrastructure that meets technical requirements
  • 1.3 Designing network, storage, and compute resources
  • 1.4 Creating a migration plan
  • 1.5 Envisioning future solution improvements
  • 2.1 Configuring network topologies
  • 2.2 Configuring individual storage systems
  • 2.3 Configuring compute systems
  • 2.4 Leveraging Gemini Enterprise Agent Platform for end-to-end ML workflows
  • 2.5 Configuring prebuilt solutions or APIs with Agent Platform
  • 3.1 Designing for security
  • 3.2 Designing for compliance
  • 4.1 Analyzing and defining technical processes
  • 4.2 Analyzing and defining business processes
  • 5.1 Advising development and operation teams to ensure the successful deployment of the solution
  • 5.2 Interacting with Google Cloud programmatically
  • 6.1 Operational excellence pillar of the Well-Architected Framework
  • 6.2 Familiarity with Google Cloud Observability solutions
  • 6.3 Deployment and release management
  • 6.4 Assisting with the support of deployed solutions
  • 6.5 Evaluating quality control measures
  • 6.6 Ensuring the reliability of solutions in production

例題に挑戦

スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。

例題1

ある金融機関が、認可されたユーザーであっても Google Cloud サービス外にデータを持ち出せないように、セキュリティ境界を定義したいと考えています。機密性の高いデータを扱う Google Cloud サービス間の通信を制限し、データの流出を防止するために利用すべきサービスはどれですか?

  1. VPC Service Controls
  2. Identity-Aware Proxy (IAP)
  3. Network Service Tiers
  4. Cloud IDS
  5. Cloud Armor
解答と解説を見る

正解: VPC Service Controls

正解は「VPC Service Controls」です。このサービスは、Google Cloud サービス(BigQuery や Cloud Storage など)の周囲にセキュリティ境界を構成することで、境界外へのデータの持ち出し(データエクスフィルトレーション)を防止します。Cloud Armor は主として DDoS 対策や WAF の役割を担い、IAP は ID ベースのアクセス制御を提供します。Cloud IDS は侵入検知システムであり、VPC Service Controls のようにサービス境界による物理的・論理的なデータ保護を直接行うものではありません。組織のコンプライアンス要件において、内部不正や設定ミスによるデータ流出を防ぐための重要なコンポーネントとなります。

例題2

Google Cloud の組織ポリシー(Organization Policy)に関する記述のうち、誤っているものはどれですか?

  1. カスタム制約を作成することで、標準の制約では対応できない特定の API 属性に基づいた制限を設けることができる。
  2. 組織ポリシーの制約は、デフォルトでリソース階層の下位に向かって継承される。
  3. 組織ポリシーは、組織、フォルダ、プロジェクトの各レベルで定義および適用することができる。
  4. 組織ポリシーは IAM 役割(Roles)を完全に代替するため、IAM によるアクセス制御の設定は不要になる。
  5. 「リスト制約」を使用すると、特定のリソースタイプ(例:外部 IP アドレスの使用)を許可または拒否できる。
解答と解説を見る

正解: 組織ポリシーは IAM 役割(Roles)を完全に代替するため、IAM によるアクセス制御の設定は不要になる。

正解は「組織ポリシーは IAM 役割を完全に代替するため、IAM によるアクセス制御の設定は不要になる。」です。組織ポリシーと IAM は異なる目的を持ち、組み合わせて使用されます。IAM は「誰が(Identity)」リソースに対して「何を(Role/Permission)」できるかを定義するのに対し、組織ポリシーは「リソースに対してどのような構成制限を課すか(Constraint)」を定義します。したがって、組織ポリシーを適用していても、適切な IAM 権限がなければリソースの操作は行えません。組織ポリシーはガバナンスを強制するためのガードレールとして機能し、IAM は個別のアクセス管理を行うための手段です。

重要用語

CI/CD (継続的インテグレーション/継続的デプロイ)
開発プロセスにおいて、コードの変更を自動的にビルド、テストし、本番環境へのデプロイまでを自動化する手法です。Cloud Buildなどのツールを使用して、ヒューマンエラーを削減し、リリース頻度を向上させます。PCA試験では、迅速かつ安全なソフトウェア供給のための基盤として、パイプラインの構築や自動化の重要性が問われます。
Infrastructure as Code (IaC)
インフラの構成をコードで記述し、自動化・管理する手法です。TerraformやCloud Deployment Managerが代表的です。手動操作による設定ミスを防ぎ、構成の再現性とバージョン管理を可能にします。実装の管理において、環境の不整合を防ぎ、一貫したデプロイを実現するための不可欠な要素です。
Blue/Greenデプロイ
新旧2つの同一環境(ブルーとグリーン)を用意し、ロードバランサの切り替えによって一気にトラフィックを移行させる手法です。新バージョンに問題が発生した際に、即座に元の環境(旧バージョン)へルーティングを戻すことができるため、ダウンタイムを最小限に抑え、リスクの低い安全なリリースと実装管理を可能にします。
カナリアデプロイ
全ユーザーではなく、一部の限定されたユーザーに対してのみ新バージョンを先行公開し、動作を確認しながら段階的に展開範囲を広げていく手法です。新機能の不具合が全ユーザーに影響するリスクを抑えつつ、本番環境での実データに基づいたパフォーマンス検証を行うことができます。PCA試験では、段階的なリスク軽減策として頻出します。
Cloud Build
Google Cloud上のフルマネージドなCI/CDプラットフォームです。ソースコードからコンテナイメージのビルドや、テスト、デプロイメントのパイプラインを自動実行します。Docker、Kubernetes、Terraformなど様々なツールと連携でき、サーバーレスでスケーラブルな実装・デプロイプロセスの自動化を支える重要なサービスです。
Site Reliability Engineering (SRE)
ソフトウェアエンジニアリングの手法を用いて、システムの信頼性と運用を管理するプラクティスです。エラーバジェットやSLO(サービスレベル目標)といった指標を用いて、リリースの速度とシステムの安定性のバランスを客観的に管理します。PCA試験では、Googleが提唱する運用管理のベストプラクティスとして理解が求められます。
ロールバック (Rollback)
デプロイした新バージョンに不具合が発生した際、システムを以前の正常に稼働していた状態へ即座に戻す操作のことです。PCAでは、マネージドサービスや適切なデプロイ戦略を利用して、いかに迅速かつ確実にロールバックを実現できるかが、実装管理におけるシステムの回復力(レジリエンス)を確保する重要な設計ポイントとなります。
不変のインフラ (Immutable Infrastructure)
稼働中のサーバーに変更を加えるのではなく、変更が必要な場合は常に新しいインスタンスを作成し、古いものを破棄する設計思想です。構成のドリフト(設定の乖離)を防ぎ、環境の予測可能性を高めることで、運用管理の複雑さを大幅に軽減します。CI/CDパイプラインとの親和性が高く、再現性の高いデプロイを実現します。

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