出題範囲
- 運航(操縦/安全/法規)
- 心得・遵守事項(PWC特有の留意)
- 交通の方法(航行/水域/標識)
例題に挑戦
スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。
例題1
海上衝突予防法において、2隻の動力船が互いに進路を横切り、衝突するおそれがある場合の航法として、正しいものはどれか。
- 互いに進路を左方に転じて避ける。
- 速度の速い船舶が、相手の船首方向を横切って避ける。
- 先に相手を認めた船舶が、速やかに回避動作をとる。
- 総トン数の大きい船舶が、進路と速力を保持する。
- 他の動力船を右舷側に見る船が、その船の進路を避ける。
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正解: 他の動力船を右舷側に見る船が、その船の進路を避ける。
海上衝突予防法第15条(横切り船の航法)では、2隻の動力船が互いに進路を横切り、衝突するおそれがあるときは、相手船を右舷側(右側)に見る側の船舶が避航船となり、相手の進路を避けなければならないと定められています。この際、避航船は、やむを得ない場合を除き、相手船の船首方向を横切らないようにすることも原則とされています。正解は『他の動力船を右舷側に見る船が、その船の進路を避ける。』です。
例題2
海上交通安全法または港則法で定められた交通の方法について、記述が誤っているものはどれか。
- 海上交通安全法の航路内において、他の船舶を追い越す場合は、追い越される船舶の進路を妨げてはならない。
- 港則法において、雑種船は、雑種船以外の船舶の進路を避けなければならない。
- 防波堤の入口付近で、入港する船舶と出港する船舶が衝突するおそれがあるときは、出港する船舶が避航する。
- 港内においては、他の船舶に損害を及ぼさないような速力で航行しなければならない。
- 港則法が適用される港内では、原則として航路の右側端を航行する。
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正解: 防波堤の入口付近で、入港する船舶と出港する船舶が衝突するおそれがあるときは、出港する船舶が避航する。
港則法第17条の規定では、入港する船舶と出港する船舶が防波堤の入り口付近で行き会うおそれがある場合、入港する船舶が防波堤の外で出港する船舶の進路を避けなければなりません。これを一般に「出船優先」と呼びます。したがって、出港する船舶が避けるとする記述は法律の定めに反しており誤りです。正解は『防波堤の入口付近で、入港する船舶と出港する船舶が衝突するおそれがあるときは、出港する船舶が避航する。』です。
重要用語
- 海上衝突予防法
- すべての船舶が遵守すべき海上交通の基本ルールを定めた法律です。特殊小型船舶(水上オートバイ)もこの法律に従い、他船との衝突を避けるための具体的な航法が定められています。試験では、船同士がどのような位置関係にあるときに、どちらの船が避ける義務があるかという基本的な原則が頻繁に出題されます。
- 避航船
- 航法上の規定により、他の船舶の進路を避ける義務がある船舶のことです。避航船は、相手の船の進路を妨げないよう、早めに、かつ大幅に動作をとって衝突を回避しなければなりません。水上オートバイの試験では、どのような状況で自船が避航船になるのかを正確に把握しておくことが、安全航行と合格の鍵となります。
- 保持船
- 避航船に対して、針路と速力を維持しなければならない船舶のことです。むやみに針路を変えると避航船が回避行動を取りにくくなるため、原則としてそのままの状態で航行を続けます。ただし、避航船が適切な回避行動をとっていないと判断される場合には、最終的な衝突回避のために自ら動作をとる義務も生じる点に注意が必要です。
- 行会い
- 2隻の動力船が真向かい、またはほとんど真向かいに行き会う状況を指します。この場合、互いに相手の船の左舷側を通過するように、針路を右に変えなければなりません。どちらか一方が避けるのではなく、双方が右側に舵を切ることがルールです。水上オートバイ同士や、他の船と正対した際の基本動作として非常に重要な項目です。
- 追い越し
- 他の船舶を後ろから追い越そうとする状況を指します。追い越す側の船(追い越し船)が避航船となり、追い越される側の船(被追い越し船)が保持船となります。追い越し船は、相手を確実かつ安全に追い越すまで、その進路を妨げないようにしなければなりません。追い越しが完了するまでこの関係が継続することを理解しておく必要があります。
- 横切り
- 2隻の動力船が互いに進路を横切る状況で、衝突の恐れがある場合を指します。このとき、相手の船を右側に見る方の船が避航船となり、相手の進路を避けなければなりません。逆に、相手を左側に見る船は保持船となります。「右側から来る船が優先」という原則を覚えることが試験対策として非常に有効です。
- 安全な速力
- 視界の状況や交通の混雑具合、自船の操縦性能などに応じて、衝突を避けるための適切な行動をとることができ、かつ、適切な距離で停止できる速力のことです。常に一定の速度ではなく、周囲の状況に合わせて判断する必要があります。試験では、この速力を決定する際に考慮すべき要因(視界、船密度など)が問われることが多いです。
- 見張り
- 周囲の状況および衝突の恐れを十分に判断できるよう、視覚、聴覚、および利用可能なすべての手段によって絶えず適切な見張りを行うことです。水上オートバイは視点も低く、波の影響を受けやすいため、特に注意深い見張りが求められます。航行中だけでなく、漂流中や停泊中であっても見張りの重要性は変わりません。
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