出題範囲
- ロープワーク・係留
- 安全・緊急手順
- 当直・見張り手順
- 操舵・航海計器
- 航海灯・信号
例題に挑戦
スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。
例題1
航行中の動力船(長さ50m以上)が、夜間に表示しなければならない航海灯の組み合わせとして正しいものはどれか。
- 1基のマスト灯、両舷灯、尾灯及び紅灯2個
- 3基のマスト灯、両舷灯、尾灯及び緑灯1個
- 2基のマスト灯、両舷灯及び全周灯(白)1個
- 2基のマスト灯、両舷灯及び尾灯
- 1基のマスト灯、両舷灯、尾灯及び黄色灯1個
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正解: 2基のマスト灯、両舷灯及び尾灯
正解は「2基のマスト灯、両舷灯及び尾灯」です。海上衝突予防法により、長さ50m以上の動力船は航行中、前部と後部にそれぞれ1基ずつ(計2基)のマスト灯を表示し、さらに両舷灯及び尾灯を表示することが義務付けられています。長さ50m未満の動力船であれば、後部のマスト灯を省略して1基とすることが認められていますが、50m以上の場合は省略できません。この規定は海上における船舶の視認性と進路判断を助けるための重要な基本ルールです。
例題2
次の航行中の船舶が表示する灯火のうち、海上衝突予防法の規定として誤っているものはどれか。
- 運転不自由船は、最も見えやすい場所に垂直に2個の紅灯を表示する。
- 操縦性能制限船は、最も見えやすい場所に垂直に紅灯、白灯、紅灯を各1個表示する。
- 水先業務に従事中の船舶は、垂直に白灯とその下に紅灯を表示し、対水速力がある場合はさらに尾灯を表示するが、両舷灯は表示しない。
- トロール以外の漁業に従事している船舶は、垂直に上部が紅灯、下部が白灯の全周灯を表示する。
- 曳航作業に従事している動力船で曳航物件の長さが200mを超えるものは、垂直に3基のマスト灯を表示する。
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正解: 水先業務に従事中の船舶は、垂直に白灯とその下に紅灯を表示し、対水速力がある場合はさらに尾灯を表示するが、両舷灯は表示しない。
正解は「水先業務に従事中の船舶は、垂直に白灯とその下に紅灯を表示し、対水速力がある場合はさらに尾灯を表示するが、両舷灯は表示しない。」です。水先船が航行中で対水速力がある場合には、マストの頂部付近に垂直に掲げる白灯と紅灯(全周灯)に加え、両舷灯および尾灯を表示しなければなりません。選択肢の「両舷灯を表示しない」という記述は誤りです。航行中の特殊な船舶であっても、対水速力がある場合は他船から自船の進む方向を識別させるために舷灯の表示が必要です。
重要用語
- 非常配置表
- 非常事態が発生した際に、全乗組員がどのような役割を担い、どの場所に集合すべきかを明記した表です。船内の目立つ場所に掲示されており、火災や退船といった事態ごとに、各自の任務や使用する器具が指定されています。当直部員は自分の役割を事前によく理解し、速やかに行動できるよう内容を把握しておくことが求められます。
- 救命胴衣
- 落水時に水中で浮力を確保し、呼吸を維持するために着用する重要な救命設備です。着用方法は製品ごとに異なる場合があるため、日常の訓練で正しく素早く装着できる練習が必要です。また、笛や信号灯が備え付けられており、夜間や視界不良時でも救助隊に自分の位置を知らせる機能を持っているため、点検も重要となります。
- 総員退船
- 船が沈没の恐れがあるなど、船内に留まることが危険と判断された際に、船長の命令で全員が船を離れることです。この際、最も重要なのはパニックを起こさず、非常配置表に従い指定の救命艇や救命いかだに移動することです。防寒着の着用や、救命胴衣の正しい装着、必要な備品の持ち出しなどが訓練通りに行われる必要があります。
- 消火演習
- 船内で火災が発生したことを想定し、定期的に行われる訓練のことです。消火器や消火ホースの取り扱い、防火扉の閉鎖、延焼防止の処置などを実際に行います。航海当直部員は、火災の早期発見と報告、消火班のサポートなど、定められた役割を迅速に遂行する能力が求められ、実戦的な習熟が試験でも重要視されます。
- 人命救助信号
- 遭難時に救助船や航空機に対して自分の位置を知らせるための信号です。火せん(ロケット信号)、発煙浮信号、信号紅炎などがあります。これらは火薬を使用するため取り扱いに注意が必要で、有効期限の確認や、風下に向けて発射するといった安全な操作方法を理解しておくことが、緊急時の生存率を高めるために不可欠です。
- 国際信号旗「O」
- 「マン・オーバーボード(落水者あり)」を意味する信号旗です。赤と黄色の斜め二分割で構成されており、乗組員が海に転落した際に直ちに掲揚します。当直部員は落水者を目撃した場合、即座に大声で叫び、船橋へ報告するとともに、この旗の掲揚や救命浮環の投下など、迅速な救助活動の補助を行う役割があります。
- イマージョンスーツ
- 冷たい海水による低体温症を防ぐために着用する特殊な全身保護服です。高い断熱性と浮力を備えており、長時間水中にいても生存率を大幅に高めることができます。着用には慣れが必要なため、緊急時に数分以内で装着できるよう訓練することが重要です。極寒海域を航行する船舶では、全ての乗組員に備え付けられています。
- 緊急遮断弁
- 火災などの緊急時に、燃料油や潤滑油の供給を遠隔または現場で即座に遮断するための装置です。燃料の供給を断つことで火勢の拡大を防ぎます。当直部員は、エンジンの異常や火災の兆候を察知した際、どのレバーやスイッチが遮断弁に対応しているかを把握し、指示に基づき迷わず操作できる知識が試験でも問われます。
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