出題範囲
- 情報セキュリティ
- 校務支援・学習支援
- 教育の情報化の概論
- 情報モラル・著作権
- ICT支援の実務
例題に挑戦
スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。
例題1
教育委員会が策定する「情報セキュリティポリシー」の構成と運用に関する記述として、不適切なものはどれか。
- 情報セキュリティポリシーは、一度策定すれば外部環境や技術動向が変化しても内容を変更してはならない。
- 対策基準は、基本方針に基づき、具体的に何を実施すべきかという遵守事項を規定したものである。
- 教職員は、ポリシーを遵守し、情報資産を適切に取り扱うための研修を定期的に受ける必要がある。
- 基本方針は、組織全体のセキュリティに対する基本的な考え方や姿勢を示すものである。
- 実施手順は、個々の業務において、いつ、誰が、どのように作業を行うかを具体的に規定したものである。
解答と解説を見る
正解: 情報セキュリティポリシーは、一度策定すれば外部環境や技術動向が変化しても内容を変更してはならない。
正解は「情報セキュリティポリシーは、一度策定すれば外部環境や技術動向が変化しても内容を変更してはならない。」です。情報セキュリティポリシーは、情報技術の進展、新たな脅威の出現、法令の改正、組織構造の変化などに応じて、定期的な見直しと更新を行うPDCAサイクル(計画・実行・点検・改善)の運用が不可欠です。したがって、一度策定したものを固定化して変更しないという考え方は、セキュリティ管理の観点から不適切です。
例題2
人間の心理的な隙や行動のミスを突いて、パスワードや機密情報などの重要な情報を入手する攻撃手法の総称として、適切なものはどれか。
- 踏み台攻撃
- ブルートフォース攻撃
- クロスサイトスクリプティング
- SQLインジェクション
- ソーシャルエンジニアリング
解答と解説を見る
正解: ソーシャルエンジニアリング
正解は「ソーシャルエンジニアリング」です。ソーシャルエンジニアリングとは、技術的な脆弱性を突くのではなく、人の心理的な油断や社会的な行動の隙を利用して情報を盗み出す手法です。具体例としては、清掃員や関係者を装ってオフィスに侵入する、電話でシステム担当者を装ってパスワードを聞き出す、肩越しにキーボード入力を盗み見る(ショルダーハッキング)、ゴミ箱から重要書類を回収する(トラッシング)などが挙げられます。
重要用語
- 情報セキュリティの3要素 (CIA)
- 機密性、完全性、可用性の3つの要素のこと。機密性は許可された人だけが情報にアクセスできること、完全性は情報が正確で改ざんされていないこと、可用性は必要な時にいつでも情報が利用できることを指す。教育現場では、児童生徒の個人情報を守りつつ、授業で円滑にICTを活用するために、これら3つのバランスを保つことが不可欠である。
- ISMS (情報セキュリティマネジメントシステム)
- 組織が情報を保護するための仕組みのこと。PDCAサイクル(計画・運用・点検・改善)を通じて、セキュリティのレベルを継続的に維持・向上させる。学校や教育委員会において、組織全体で統一したルールを定め、リスクアセスメントに基づいた対策を講じることで、情報の漏洩や紛失といった事故を防ぐための重要な枠組みとなる。
- 個人情報保護法
- 個人の権利や利益を守るため、個人情報の適切な取り扱いを定めた法律。学校では児童生徒や保護者の氏名、住所、成績、健康診断の結果など、多岐にわたる個人情報を扱う。教育情報化コーディネータは、ICTを活用する際に、この法律に基づいたプライバシーポリシーの策定や、教職員への適切な研修、外部サービス利用時の安全確認を主導する役割を担う。
- 二要素認証 (2FA)
- 知識情報(パスワード等)、所持情報(スマホやICカード等)、生体情報(指紋等)のうち、異なる2つの要素を組み合わせて本人確認を行う方法。IDとパスワードのみの認証に比べ、一方が流出しても不正アクセスを防げるため、セキュリティが大幅に向上する。校務支援システムやクラウドサービスにおいて、教職員のアカウントを乗っ取りから守るための推奨される対策である。
- 標的型攻撃メール
- 特定の組織や個人を狙い、業務に関連する内容を装ってウイルス感染や情報窃取を試みるサイバー攻撃。添付ファイルを開かせたり、不正なURLをクリックさせたりする。教職員を狙った攻撃が増えており、不審なメールの見分け方の教育や、ウイルス対策ソフトの導入、OSのアップデート、万が一感染した場合の報告体制の構築が、学校のセキュリティ維持には欠かせない。
- 脆弱性 (セキュリティホール)
- OSやソフトウェア、ネットワークにおけるセキュリティ上の欠陥や弱点のこと。放置すると外部からの攻撃やウイルス感染の標的となる。教育現場での端末利用にあたっては、常に最新の修正プログラムを適用するパッチ管理が重要である。教育情報化コーディネータは、学校内のICT環境の脆弱性を把握し、適切な対策を助言する役割を果たす必要がある。
- BYOD (Bring Your Own Device)
- 個人所有のスマートフォンやタブレットを、業務や学習に持ち込んで利用すること。コスト削減やICT活用の促進が期待できる反面、端末の紛失やウイルス混入、情報の持ち出しといったセキュリティリスクを伴う。導入にあたっては、利用ルール(ガイドライン)の策定、MDMによる管理、ネットワークの分離など、安全な環境整備とリテラシー教育が必要となる。
- 情報セキュリティポリシー
- 組織が情報セキュリティを確保するために策定する基本方針や規程のこと。情報資産をどのような脅威から、どう守るかの指針を明確にする。学校においては、教育委員会が策定した基本方針に基づき、教職員や生徒が遵守すべき具体的な実施手順を整備する。実効性を持たせるため、ICT環境の変化に合わせて定期的な見直しと周知徹底が必要である。
教育情報化コーディネータ 2級の対策はアプリで
AIが毎週生成する新作問題・ランクマッチ・週次ランキング・AI診断で「続けられる」資格学習を。無料で始められます。