出題範囲
- 危険物の性質・消火
- 基礎的な物理学・化学
- 危険物に関する法令
例題に挑戦
スキルサートのAIが生成した演習問題のサンプルです。アプリでは毎週新しい問題が追加されます。
例題1
消防法における危険物の貯蔵及び取扱いに関する規定について、正しいものはどれか。
- 消防吏員は、指定数量以上の危険物を無許可で貯蔵している疑いがある場所であっても、個人の住居に立ち入ることはできません。
- 危険物とは、火災が発生するおそれがない物質であっても、有毒なガスを発生するものはすべて含まれます。
- 指定数量未満の危険物の貯蔵又は取扱いの基準については、各市町村の条例で定めることとされています。
- 仮貯蔵又は仮取扱いの承認を受けた場合、その期間は承認を受けた日から最大で30日間です。
- 指定数量以上の危険物は、製造所等以外の場所においても、消防署長の許可があれば貯蔵することができます。
解答と解説を見る
正解: 指定数量未満の危険物の貯蔵又は取扱いの基準については、各市町村の条例で定めることとされています。
正解は「指定数量未満の危険物の貯蔵又は取扱いの基準については、各市町村の条例で定めることとされています。」です。消防法第10条第4項に基づき、指定数量未満の危険物の貯蔵・取扱いの基準は市町村の条例(火災予防条例等)で規定されます。指定数量以上の危険物は原則として製造所等以外の場所で貯蔵・取扱いはできません。また、仮貯蔵・仮取扱いの期間は10日以内と定められており、消防吏員の立入検査は個人の住居であっても火災予防のために必要がある場合は認められています。
例題2
製造所等において、貯蔵し、又は取り扱う危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする際の手続きについて、誤っているものはどれか。
- 設置の許可を受けた後、完成検査を受ける前であっても、品名等の変更の届出を行うことができる。
- 変更の届出は、変更が完了した日から14日以内に市町村長等に行わなければならない。
- 同一の品名であっても、指定数量の倍数が増加する場合は、あらかじめ変更の届出が必要である。
- 届出を怠って品名等を変更した場合、製造所等の使用停止命令の対象となることがある。
- 変更しようとする日の10日前までに、市町村長等に届け出なければならない。
解答と解説を見る
正解: 変更の届出は、変更が完了した日から14日以内に市町村長等に行わなければならない。
正解は「変更の届出は、変更が完了した日から14日以内に市町村長等に行わなければならない。」です。危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更しようとする場合は、変更しようとする日の「10日前まで」に市町村長等へ届け出る必要があります。事後報告(14日以内など)ではありません。この届出制度は、施設の構造自体は変えずに、取り扱う危険物の種類や量だけを変える場合に適用されます。届出を怠ると、許可の取消しや使用停止命令の対象となります。
重要用語
- 比熱
- 物質1gの温度を1度上げるのに必要な熱量のことです。物質によって固有の値を持っており、比熱が小さい物質ほど温まりやすく、冷めやすいという性質があります。危険物の貯蔵や管理において、外部の温度変化が物質にどのような影響を及ぼすかを把握するために重要な概念です。試験では熱量計算や物質の特性を問う問題として頻出します。
- 蒸発熱
- 液体が気体に変化する(蒸発する)際に、周囲から吸収する熱量のことです。気化熱とも呼ばれます。乙種5類の危険物は自己反応性物質であり、加熱による分解が危険を招くため、熱の出入りを正しく理解することは重要です。消火活動においては、水が蒸発する際に熱を奪う冷却効果の原理を理解するための基礎知識となります。
- 引火点
- 液体に火源を近づけたとき、液面上の蒸気に引火するのに十分な濃度の蒸気が発生する最低の液温を指します。引火点が低いほど、常温付近でもわずかな火花で火災が発生する危険性が高まります。危険物の火災危険性を評価するための最重要指標の一つであり、物質ごとの数値を把握することが安全な取り扱いにつながります。
- 発火点
- 火源がなくても、物質を空気中で加熱したときに自ら燃え始める最低の温度のことです。引火点とは異なり、外部からの火種がない状態で燃焼が始まる温度を指します。乙種5類の危険物は加熱や衝撃で容易に分解・発熱し、その熱が蓄積されて発火点に達すると爆発的な燃焼を引き起こすため、この温度を管理することは事故防止に直結します。
- 酸化反応
- 物質が酸素と化合すること、または水素や電子を失う反応を指します。燃焼は激しい酸化反応の一種です。乙種5類の物質は分子内に酸素を含んでおり、加熱等によって自己分解しながら急激な酸化反応を継続する「自己燃焼」という特性を持ちます。この化学的な反応の仕組みを理解することは、試験対策および実務上の安全管理において極めて重要です。
- 還元反応
- 物質が酸素を失うこと、または水素や電子を受け取る反応のことです。酸化反応と対になって同時に起こる性質があります。試験では化学反応式の中でどの物質が酸化され、どの物質が還元されたかを問う問題が出題されます。危険物の反応性を科学的に分析する際の基礎となる概念であり、燃焼や消火のプロセスを深く理解するために欠かせません。
- 燃焼の三要素
- 燃焼が起こるために必要な「可燃物」「酸素供給体」「点火源」の3つの要素を指します。乙種5類危険物の最大の特徴は、分子内に可燃的な構造と酸素の両方を持っているため、外部の酸素がなくても燃焼(自己燃焼)することです。つまり、三要素のうち二つを物質自身が備えているため、一度火がつくと消火が極めて困難であるという特性の理解に繋がります。
- ボイル・シャルルの法則
- 一定量の気体の体積が、圧力に反比例し、絶対温度に比例するという法則です。計算式「PV/T = 一定」で表されます。危険物が分解してガスを発生した際の体積変化や、貯蔵容器内の圧力が温度上昇によってどのように変化するかを予測するために用いられます。物理学の基礎として、計算問題や理論の理解において非常に重要な役割を果たします。
危険物取扱者 乙種5類の対策はアプリで
AIが毎週生成する新作問題・ランクマッチ・週次ランキング・AI診断で「続けられる」資格学習を。無料で始められます。